マラソン国盗り、45番目、鳥取県。鳥取駅から電車で30分程の八頭町で、4年ぶりに開催された森下広一杯ハーフマラソンを走ってきました。前日の鳥取観光の様子はこちらから。
前日は22時ごろ就寝したがあまり寝られず、5時前に起床。早速2階のゲストフロアへ行き冷凍パスタをレンチン、コーヒーをもって部屋に戻る。この時間でも2人のお客さんがゲストフロアでマンガ読んでいたり、資格の勉強してたりでした。
6時45分、フロントに荷物を預けてリュックのみで八頭町へ向かう。調べていた時間の電車の表示がなく、間違えて7時の特急に乗り込みそうになったが、別のホームの列車と分かり一安心。因美線・智頭行きの駅始発の電車は定刻の15分前には到着し2両の電車に乗り込むことができた。
列車の乗客はほぼ大会に参加されるランナー。2両の列車の座席はすぐ埋まったが、15分程走った郡家(こおげ)で下車、ここで若桜鉄道(八頭号)に乗り換える。八頭号はレトロな外観の1両列車。撮り鉄にも大人気の列車である。ランナーに加えて地元の学生も乗車し賑やかな車内となった。
学生さんたちは一駅で下車、大会参加の私たちは因幡船岡まで乗車。すいた車内を撮影。無人駅の因幡船岡で降りて会場まで歩く。
スタート会場は船岡小学校、受付の様子は昔よく出場した長野県のなかがわハーフマラソンを思い出させる。のんびりしたアットホームな雰囲気だ。選手控室に荷物を置いて開会式に向かう。
大会名にもある森下広一さんはバルセロナ五輪のマラソン銀メダリスト、この町の出身。マラソンメダリストの君原さんもゲスト参加されていて男子マラソンメダリスト3人中2名が参加するという豪華なローカル大会だった。
9時、号砲がなり参加者351人のハーフマラソンスタート。

キロ5で何とか進むがだらだらとした上り下りがあるコース。きれいなフォームの女性ランナーや玉ねぎ仮装のランナーについていけず。10キロ過ぎて第1折り返し、15キロくらいでスタート・ゴール会場までもどるも、そこからあと3キロの山道を往復。これがきつかった。
0- 5キロ 24:52
5-10キロ 27:17
10-15キロ 25:43
15-GOAL 34:52
ネット 1時間52分44秒
記録証は希望者のみでネットにも掲載されていないので自分の時計で計測したタイム。順位は不明。
ゴール後は配給の味噌汁もいただく気になれず、梨を1つ食べただけ、体育館の荷物置き場で着替えてすぐに会場を後にして駅に向かう。
駅には1番乗り、自販機で缶コーヒー買いたかったが、ポーチに入れていたお札が汗で濡れてしまい、自販機にはじかれる。500円が1個あったが、切符購入が車内だったため、心配で使えず、コーヒーは我慢した。
列車到着までホームのベンチで座っていると「奈良からですか?」と40代くらいのランナーから声をかけられる。愛知からと伝え、奈良マラソン2回出場していることなど話すと、「遠くからこんなところまで来ていただいてありがとうございます」と…、鳥取のランナーさんでした。奈良マラソンにも出たことがあるようで厳しいコースですよねと。そこから、全国マラソン国盗りで45都道府県目と話すると、これまで出てきたマラソン大会の話題で花が咲く。
この方も2012年の湘南国際マラソンのTシャツを着ており、関東の大会や長野マラソン、サロマ、丹波のウルトラマラソンにも出ているとのことでした。来週は東京のMGCを見に行くとも言っていました。
11時52分、時間通りに1両の列車が到着、高校生がたくさん乗っていたが座ることもでき、今回は乗換もなく鳥取駅まで。車掌さんから切符を購入、車窓も快適でした。
12時14分鳥取駅到着。さっそく自販機で冷たいコーヒー購入。一息入れた後、ホテルへ戻り荷物を受取り、汗まみれのウエアもトランクに入れ替える。ロビーでも無料のホットコーヒーを頂く。列車まで時間があったので、昼食はホテル近くのすなばコーヒー。薬膳カレーセット、アイスコーヒーを頂いた。結構スパイシーで後から来る辛さに大汗でした。
13時46分 特急スーパーおき5号で松江に向かった。
マラソン国盗り、残りは長崎、広島。長崎は2024年1月の壱岐新春ハーフマラソンエントリー済み。残るは広島…。埼玉は柴又100Kで通過しただけだけど…どうしよう?楽しみは続く。