いびがわのリベンジとしてエントリーしたフルマラソンは、能登和倉万葉の里マラソン。特急列車の切符、宿泊先の手配など済ませ土曜日に乗り込む準備をしていたが…。
東北地方太平洋沖地震が11日金曜日の午後発生。日がたつにつれ凄まじい被害の状況が明らかになる。
朝8時前に名古屋を出発、12時過ぎに和倉温泉に到着。受付、ホテルのチェックイン、下見ランなどしていると、かーちゃんから「原発爆発した。帰ってこい」とメール。ホテルに戻りテレビをつけると緊迫した映像が流されていた。
大会は開催されるのか不安があったが、もともと能登の地震復興記念のマラソン大会。東北地方太平洋沖地震復興祈念と銘打って開催することとなった。

スタート地点に掲げてあった看板。2つの大橋を渡るハードな大会です。

12時過ぎには和倉温泉に到着


無料の足湯

アップダウンの激しいコースです。


ツインブリッジのと、能登島大橋を走ります。


宿泊先はアルファーワン和倉。ゼッケンを準備。




能登島大橋へ下見RUN。どうしてこんなにうねっている道路をつくったのでしょう。

9時スタート。

走りながらデジカメラン。能登島大橋を渡った後、サプライズゲスト千葉チャンとハイタッチ。

能登島に渡る。このあたりは快調でした。



スタートして3キロほどで能登島大橋にかかる。どうしてこういう構造なのか、上って下って上る、ウエーブのような橋。上りも苦しくなく5キロを23:20、4:40ペースで走る。
能登島大橋を越えたところで、サプライズゲストなのか千葉チャンがいた。「まだまだいけますよ」と声をかけられ(私にだけというわけではないのだが…)ハイタッチ。ペースを上げないわけがない。
その後も能登島のアップダウンを走り続け、10キロ手前で第1折り返し。15キロまで折り返しだが、今度は向かい風がきつくなる、15キロまで23分台で5キロのラップを刻む。快調。



22キロでツインブリッジを渡る。少し落ちてきているがまだまだ快調。花粉がきついが潮風も景色も最高!

ところが、25キロ過ぎから突然右足膝の裏側が激痛。満足に走れない。かばって走っているうちにどうやってキロ5分ではしれていたかも思い出せないほど…。
帰りの電車があるのでリタイヤするわけにもいかず、歩いてでもゴールまで行かなくてはの使命感だけで走っているよう。

それでも27キロ地点の第7エイドではしっかり能登マ丼、35キロ地点の第10エイドで牡蠣軍艦巻きをいただく。第8エイドからは水をおかわり、2杯ずつ飲む。脱水もあったのかもしれない。


膝の痛みに顔がゆがみます。後半大失速。またも撃沈!
地元野球部の力づよい応援や「腕が振れとらんぞ」との叱咤激励に力をもらい、なんとかゴールまで辿り着く。

揖斐川より11分も遅かったが、なんとか4時間以内にゴールできた。
ラップ ペース
●5km 23:20 4:40/km
●10km 23:11 4:38/km
●15km 23:44 4:45/km
●20km 24:44 4:57/km
●25km 25:23 5:05/km
●30km 28:47 5:45/km
●35km 33:42 6:44/km
●40km 38:22 7:40/km
●Goal 16:05 7:12/km
3時間57分18秒。523位。



急いで荷物、貴重品を受け取り、焼き牡蠣と牡蠣鍋、もちろん生ビールもいただきました。


500円で前日購入しておいた温泉券で温泉に入り、荷物を受け取り能登和倉駅へ。駅へ到着した時には特急列車が到着していました。あわてて列車に飛び乗り、名古屋に20時ごろ到着。階段を下りるのも苦痛な膝をかばいながら自宅に到着しました。
2回目のフルマラソンは大変つらいものでした。
今考えると、
力以上のスピードを出そうとストライドを広くしたことで体が後傾、重心が残ってしまった。
連続するアップダウン、とくに下りの走り方が正しくできていない。
30キロ以上の走りこみが足らなかった。
などが、後半失速、膝痛の要因でしょう。
次のフルはまだ決まっていません。
大阪マラソン(抽選に当たったら)かいびがわ、家計と職場が許せば北海道かな?
今度こそサブ3.5実現したいです。