ハーフマラソンを無事走り終えここからは癒し旅。本日の宿泊先、界アンジンのチェックインにはまだ時間があったので、予定通り城ケ崎観光へ。
大丈夫?と一応心配してくれたものの、結局は私の運転で目的地へ向かう。ナビに従い到着した城ケ崎の駐車場はかなり離れた場所で、目的のつり橋まで足元の不安定な木立の中を2キロほど歩かされた。
ようやく到着した吊り橋近くには観光バスも止まっている駐車場があった。ここに車で来てればよかったと悔やんだが、ナビに怒ってもしょうがない。
吊り橋が見えてきた。足元のおぼつかない私は、つり橋もロープにつかまらなければ渡れず、スマホも橋の上に座り込んでしか怖くて操作できなかった。ごつごつとした岩場にはとてもいけず。一方、かーちゃんと87歳になるばーちゃんは岩場まで行きスマホで写真撮りまくっていました。







今度は車も通れる舗装度を歩きリーフを止めた駐車場まで行く。15分程歩いて駐車場に到着。さあ、お楽しみの界アンジンへ。星野リゾート 界ブランド。これまで界箱根、界津軽、界玉造の3施設に宿泊。全部で24施設あるそうだ。
界アンジンはサムライとなったイギリス人航海士ウイリアム・アダムス(三浦按針)ゆかりの地に立つ温泉旅館。全てオーシャンビューの客室、最上階には絶景露天風呂を備えた、海に誘われる宿。
館内の随所には、海や船旅をテーマにしたデザインが取り入れられており、船の甲板をイメージした最上階の「サンブエナデッキ」では海風を感じながら湯涼みの時間を過ごすことができる。
YouTubeにもたくさん紹介されているが、15時から22時の間に無料でいくらでも使うことができるビールサーバーが置いてある。長い航海でも飲むことができるようアルコール度数を高め、ホップを多く入れたインデアベールエールをいただくことができる。
期待に胸を膨らませ、いざ界アンジンへ。途中、道の駅ならぬ愛犬の駅があり面白かったのでかーちゃんが写真をパシャリ。犬専用のトイレもありました。男女別なのか?

幹線道路沿いの界アンジンへ到着。駐車場入り口に少し迷ったが15時30分に到着。EV充電を予約しているのでEVスタンドの前にリーフを駐車した。すぐにスタッフの方があいさつに来たのでケーブル接続は後にしてまずはチェックイン。




フロントで乗船チケットを模した食事時間の紙を受取った後、客室へ案内される。2名のスタッフでトランクを運んでいただき、部屋の説明もしていただいた。期待通りの景色、部屋のコンセプトも大満足だ。


私はまずはリーフの充電。駐車場に戻ると充電器に接続のケーブルはテスラ仕様となっていた。仕方ないので充電器の下部にある200Vコンセントに持参したケーブルを差し込み充電することとした。利用料は1000円かかるが翌日出発前には100%充電となっているので助かる。


部屋ではかーちゃんが恒例のルームツアー。動画が上手に撮れず、数枚の写真で紹介です。入り口ドアを開けると格子越しにオーシャンビューが開けてきます。集めている界の風呂敷、アンジンの風呂敷は濃い青色でした。



続いて8階大浴場へ。ハーフマラソンで疲れ切った体を癒すのだ。そして今回最大のお楽しみ、湯上りのサンブエナデッキでの無料ビール。デッキに出て海風を感じながら大航海時代に思いをはせビールを頂いた。ハーフマラソン後の体に浸み込みました。









夜のデッキ風景です。雨が降っていて貸切状態でした。


5時30分から夕食。2階のエレベーターを降りると帆船の模型と地球儀が飾られている。奥に案内され海が見える席に通された。壁に古書のオブジェが飾られている素敵な空間だ。











豪華な夕食は写真でお楽しみください。
毎回楽しみな宝楽盛りは帆船の帆を模したものに飾られていました。ブイヤベースの小鍋もはじめて頂く料理でとてもおいしかったです。








手の込んだ飾り絵の施された土鍋で炊き上げたごはん、デザートはぐり茶のクレームブリュレ。とてもおいしくいただきました。そして今回、かーちゃん、ばーちゃんの誕生祝を兼ねてケーキも注文。贅沢な夕食で満たされました。







19時15分からご当地楽。「アンジン紀行」をスタッフの方が映像を用いて臨場感たっぷりに紹介されました。ロビーでコーヒーを頂いた後は、再び大浴場へ。雨が降り出していたせいか湯上りのサンブエナデッキは誰もおらず、貸切でデッキを満喫しました。ビールサーバーが上手に使えず泡多めのビールになりました。









部屋に戻り22時ごろ横になるがマラソン大会の夜は毎回寝られない。今回も朝の4時頃までは寝付けず、体を休めることだけに気をとめた。
4時30分起床。5時に大浴場へ。ビールサーバーは使えなくなっていたが、ジュースやアイスは頂くことができた。まだ雨が降っていたが駐車場へ行ってリーフ100%充電を確認。朝食前にもう一度お風呂につかる。
7時30分から朝食。朝ごはんもこれまでにない独特な感じ。スコッチブロスというイギリスの郷土料理なのか豆や野菜が煮込んである。キンメの干物、自家製豆腐、だし巻き玉子などちょうどよい量の朝ごはんでした。




8時30分頃、雨が止んだのでホテル周辺を散歩。按針メモリアルパーク、なぎさ公園には素敵なオブジェがいっぱいありました。
入れ替わりでかーちゃん、ばーちゃんも散策。先に部屋に戻ると部屋の鍵が開いていた。かーちゃんは鍵だけ持ってかわずに散歩に出かけたらしい。さらに途中で傘の袋を落としたよう。戻ってきてないことに気づき、部屋の窓から下の公園を見るとそれらしき白い袋が落ちていた。慌てて取りに行ったらまさに落とした袋でした。相変わらずやらかすかーちゃんです。








10時チェックアウト。お願いしていた「お湯印帳」と凍らせていただいた保冷剤を受取る。ありがとうございました。玄関先でスタッフの方に写真を撮っていただきました。素敵な写真を撮っていただき記念になります。ばーちゃんは一人で撮りたかったらしく重い木の舵を一人で持ってポーズ取っていました。リーフ100%充電で帰路へ出発。




途中山道で雨も降りだし嫌な感じでしたが、眠気が襲うこともなく駿河湾沼津SAへ到着。6台ある充電器は誰も使用しておらず、止めたところでアプリを起動したが、確認中まで行くが充電が始まらず。そのうちやってきた1台の車が隣の150kw用の充電器で充電を始めると、私のアプリでそれと思ってつなげていた充電器が充電中に変わった。6台あるうちの150kwの充電器しかスマホで認証できなかったようだ。平日だとこんなこともあるんだろうか。
バッテリー残量がまだ80%あったので、充電をやめ浜松SAにむかうことにした。




結局、界アンジンから浜松SAまで174㎞走り、バッテリー残量は11%に。今度は150kw充電器を認識したのでアプリで操作、無事充電開始。
ホテルから持ってきた昨日の炊き込みご飯とケーキ、SAで購入したお団子、おでんを屋根のあるベンチで頂く。
30分の充電が終了、当初2回目も必要と考えていたが73%まで回復したので、このまま自宅まで行けそうだ。かーちゃんがリーフの駐車位置が分からなくなっていたので車を動かしお迎えピックアップで自宅に向け出発した。
自宅まで118㎞ バッテリー残は16%で14時30分に無事到着することができました。
充電は6回、料金の合計は8,623円。走行距離が701.4㎞なので1㎞当たりの電費は12.3円/㎞でした。
いろいろな失敗や計画通りいかないこともありましたが、今回も無事カエルことができとても楽しい旅でした。