長崎・熊本旅行2 2024.11.17~19

界雲仙を10時にチェックアウト。くねくねカーブが続く山道をレンタカーで走る。当初の目的は雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)だったが、ナビで大きく通り過ぎてしまったようで、島原城へ変更。車を止めて入場するとばーちゃんが気持ち悪くなったようでトイレに駆け込む。レンタカー、山道で車酔いしたようだ。

それでも何とか天守まで上り、島原湾、普賢岳の展望を楽しむことができた。次こそと雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)へ車を走らせると、また気持ち悪くなったようで、結局酔い止めを買いに薬局を探す。イオンとウエルシア併設の施設があったので車を止めここで1時間ほど休むことにした。落ち着いてきたところで島原港フェリー乗り場へ向かう。

出航1時間前に島原港フェリー乗り場に到着。60分のフェリーを申し込んだつもりが30分で到着する高速船を予約していた。時間となり車で待機。順に案内され船に乗り込む様子を動画で撮影する。4列で駐車。階段で2階に上がり広々としたソファーでくつろぐ。乗客は外国の方が多数いた印象。甲板にでると風が強く吹いていた。思いのほか揺れる。ばーちゃんは酔い止め薬のせいか平気だったようだが、かーちゃんが危なかったと…。寝不足の私はうとうとしていたら対岸に熊本港が見えてきた。アナウンスに従い慌ただしく車に乗り込み上陸の準備OK。

フェリーを降り、レンタカーでOMO5熊本へ。途中の道は2019年2月の熊本マラソンで走ったと思われる見覚えのある景色だった。40分程で到着。提携の県営駐車場へ車を止める。荷物を取り出していると、車の鍵やら駐車券やらの行方が分からなくなり5分ほど、かばんやポケットなどあちこち探す始末。

駐車場から5分ほど歩いてHAB@ビルへ。エレベーターで3階に上がり、OMO5熊本チェックイン。界とは違うもののラフな格好が素敵な女性スタッフが優しく案内してくれる。おしゃれなルームカードキーを2つ頂く。保冷材も預かってもらえた。ばーちゃんが心配なのでまずは部屋へ。

4階15号室。2号室のペット可の部屋にはかわいい犬の足のマークがついていた。

やぐらルームA。はやたび朝食付きで一人6750円。3人分の代金でも界雲仙の一人分より安い。
HPによるとソファとベッドが縦空間に配置。秘密基地気分で楽しめるようなプライベート空間で、細部までのこだわりが心地よい客室とのこと。私とかーちゃんがロフトのベットで、ばーちゃんがソファーに布団を引いて寝ることにした。

部屋の様子。やぐらルームA。はやたび朝食付きで一人6750円。3人分の代金でも界雲仙の一人分より安かった。

ソファとベッドは縦空間に配置。秘密基地気分で楽しめるようなプライベート空間で、細部までのこだわりが心地よい客室です。

3階の凸凹テラスやエントランスもチェック。凸凹テラスにはソファーもあり、熊本城を臨みながらカフェとしてくつろぐこともできるようだ。部屋着の無料レンタルもあった。

コインランドリーはタッチパネルで操作するオンライン決済のみの仕様。マラソンで走ったシャツやらを洗濯がしたかったので洗剤を買いに街ぶら。100均で購入。洗濯30分で400円、乾燥45分で300円、乾燥機が性能が良くないのか45踏んではしっかりは乾かず、部屋干しすることにした。

日が暮れてからの凸凹テラスの様子。

ロビーエントランス(OMO BASE)の様子。

ばーちゃんは酔い止めが効いたのかすこし落ち着いてきた。かーちゃんと街ブラするがやはり外食する元気はなく、食パンだけ買って部屋に戻る。マラソン前の朝食用にと私が持ってきていたタンパク質たっぷりコーンスープがあったので一緒に食べたとのこと。

18時を過ぎ、かーちゃんと私は二人でおいしいお店を探しに街ぶら。ホルモン焼きやステーキ、赤べこ牛などのお店があるが、店内の様子が外からわからない。20分ほど歩きまわって、店内もうかがえる肥後串焼き、塩だしおでんのおいしそうなお店を発見。若いカップルや一人呑みのサラリーマンもいたので安心して入店。

枝豆どうふ付出しが出てきてまずは生中で乾杯。おでんは3日仕込み大根とろろ昆布乗せ、厚揚げ。ごまシメサバに噂のポテトサラダ、牛はらみとホルモン串、馬刺しに牛タンねぎ塩。タコからあげ、雲仙ハム串など注文。もちろん生中2本追加。

料金税込み10594円。生中が1杯649円、馬刺しが1499円。おなかいっぱいで大満足でした。

いい気分でホテルへ。20時頃から3階のOMO・BASEでコンサート。女性3人組のバイオリン、ピアノの演奏。松任谷由実やジブリの曲を優しく幻想的に演奏されていました。部屋に戻り順番に部屋のお風呂に入って早めに就寝。

翌朝、6時起床。散歩かねて3階のロビーへ、誰もおらずたくさん写真を撮影した。凸凹テラスでソファーに座りながら自販機の温かいコーヒーをいただきました。

熊本稲荷、熊本城まで散歩。ばーちゃんが歩いて熊本城まで行けるか心配だったが、ショートカットすれば20分ほどで着けると分かった。熊本稲荷では知恵の輪くぐりをした。出世、開運、良縁などいろいろご利益があるようだ。健康を祈願する。

ホテルに戻り7時30分朝食。OMOCAFEでいただく朝食は1250円で5種類から選ぶ「オモーニングブレッド」。これがはやたびで宿泊費に込みだったのですごくラッキー。私は「ホワイトシチューのキューブトーストれんこんマスタード」、かーちゃんとばーちゃんは「フレンチトーストさつまいも&シトラス」を選んだ。サラダプレートとミネストローネがついてくる。写真映えするセットでとてもおいしかったです。

8時30分熊本城へ向けホテルを出る。まだ営業前の桜の馬場 城彩苑を通り抜け、8時50分ごろ南口入場門に到着。

おもてなし隊3人が登場で開門のエール。

城壁が崩れたままの建物(数奇屋丸)や修復中の建物を見ながら、いくつも階段を上り進んでいくと大イチョウと熊本城が現れた。

加藤清正が植えたとされるイチョウは明治10年の火災で店主や本末御殿とともに消失、その後イチョウの根元から新芽が出て成長し、現在の姿になったという。

慶長12(1607)年、加藤清正が当時の最先端技術と労力を投じた、名城熊本城が完成。以後、熊本城は400年に亘る日本の様々な歴史の重要な舞台となっていく。

慶長12(1607)年、加藤清正が当時の最先端技術と労力を投じた、名城熊本城が完成。以後、熊本城は400年に亘る日本の様々な歴史の重要な舞台となっていく。

明治10(1877)年に火災により大小天守ともに焼失、昭和35(1960)年、鉄筋鉄骨コンクリート造りで再建される。平成28年に発生した熊本地震では、最上階の瓦や鯱瓦の落下、地下室石垣の崩落などの被害にあうものの、震災復興のシンボルとして最優先で復旧作業が進められ、
令和3年(2021)3月に完全復旧した。大天守は外観3重、内部は地上6階地下1階建て。最上階からは、熊本市内や遠く阿蘇の山並みを見渡すことができる。

熊本城をバックに。

ばーちゃんも頑張って天守まで登りました。50分ほど熊本城を堪能しホテルへ戻る。10時30分チャックアウト。

阿蘇までドライブの計画だったが、旅の疲れ、睡眠不足を考慮しレンタカーを返却し空港で過ごすことにした。11時40分頃空港到着。出発の飛行機までは3時間あるも、豪華なお昼ご飯を食べる元気もなく、お土産選びで時間をつぶす。

私一人カードラウンジで一息。熊本空港のラウンジは、ゴールドカードと航空券の提示で入場でき、その際、ビール1杯無料券がもらえた。今日はもう運転しなくていいので吞むこともできたが、コーヒーとおつまみの豆で我慢した。結局、お昼ご飯は作り立てのいきなり団子1個で済ませた。

14時40分発の県営名古屋空港行のFDAで帰途につく。16時に到着しタクシーで自宅へ戻った。荷物をほどいてほっと一息。楽しい旅、無事帰ってこれました。